SI単位(国際単位系) - siunitxパッケージの使い方
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ここでは\(\LaTeX\)で SI単位(国際単位系)を出力する siunitxパッケージの使い方を紹介します。
siunitxパッケージの使い方
まずは、siunitxパッケージをプリアンブルで読み込みましょう。
\usepackage{siunitx}
コマンドは siコマンド と 大文字の SIコマンドの2つがあります。
si、SIコマンド
単位のみの場合は siコマンドを使います。
\si{単位} \si[オプション]{単位}
単位と数値を合わせて表示する場合は SIコマンドを使います。
\SI{単位} \SI[オプション]{数値}{単位}
siコマンド | 出力 |
---|---|
\si{kg.m.s^{-2}} | |
\si{\kilogram \metre \per \square \second} | |
\si{kg.m/s^{2}} | |
\si[per-mode=symbol]{\kilogram \metre \per \square \second} |
このようにテキスト(kgとか)をそのまま出力する方法とマクロ(\kilogramとか)を使う方法があります。
数値と単位を合わせて表示する場合は大文字の SIコマンドを使います。
SIコマンド | 出力 |
---|---|
\SI{3.14}{kg.m.s^{-2}} | |
\SI{3.14}{\kilogram \metre \per \square \second} | |
\SI{3.14}{kg.m/s^{2}} | |
\SI[per-mode=symbol]{3.14}{\kilogram \metre \per \square \second} |
オプション
「per-mode」のオプションです。
コマンド | 出力 |
---|---|
\si{\metre \per \second} | |
\si[per-mode=symbol]{\metre \per \second} | |
\si[per-mode=fraction]{\metre \per \second} |