上付き・下付きの添字
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ここでは \(\LaTeX\) で「上付き・下付きの添字」を出力する方法を紹介します。
上付きの添字
上付きの添字はキャレット「^」を使います。添字が1文字より多くある場合は{}で囲みます。
コマンド | 出力 | |
---|---|---|
x^a | \(x^a\) | 添字が1文字なので{}は不要。 |
x^{a+b} | \(x^{a+b}\) | 添字が1文字より多いので{}が必要。 |
x^{a^b} | \(x^{a^b}\) |
使用例
それでは「上付きの添字」の使用例をみてみましょう。
\(\LaTeX\) のサンプル
y = ax^2 \\ y = x^{\frac{1}{2}}
出力
\[
y = ax^2 \\
y = x^{\frac{1}{2}}
\]
下付きの添字
下付きの添字はアンダースコア「_」を使います。添字が1文字より多くある場合は{}で囲みます。
出力 | \(\LaTeX\) | |
---|---|---|
\(a_i\) | a_i | 添字が1文字なので{}は不要。 |
\(a_{ij}\) | a_{ij} | 添字が1文字より多いので{}が必要。 |
\(a_{i_j}\) | a_{i_j} |
使用例
それでは「下付きの添字」の使用例をみてみましょう。
\(\LaTeX\) のサンプル
\left( \begin{array}{ccccc} a_{11} & \cdots & a_{1i} & \cdots & a_{1n}\\ \vdots & \ddots & & & \vdots \\ a_{i1} & & a_{ii} & & a_{in} \\ \vdots & & & \ddots & \vdots \\ a_{n1} & \cdots & a_{ni} & \cdots & a_{nn} \end{array} \right)
出力
\[
\left(
\begin{array}{ccccc}
a_{11} & \cdots & a_{1i} & \cdots & a_{1n}\\
\vdots & \ddots & & & \vdots \\
a_{i1} & & a_{ii} & & a_{in} \\
\vdots & & & \ddots & \vdots \\
a_{n1} & \cdots & a_{ni} & \cdots & a_{nn}
\end{array}
\right)
\]
上付きと下付きの添字の混合
上付きと下付きの添字は混合して使うこともできます。
使用例
それでは「上付きと下付きの添字の混合」の使用例をみてみましょう。