見出し - 番号付けの深さレベルを指定 - secnumdepth

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ここでは \(\LaTeX\) の文章に見出し(部・章・節)に番号付けする深さレベルを指定する方法を紹介します。

番号付けの深さレベルを指定(secnumdepth)

見出しに番号が付けられる深さレベルは指定した文書クラスによって異なります。

論文(article、jarticle、jsarticle)の深さレベルは「3」、本・報告書(book、jbook、jsbook、report、jreport)の深さレベル「2」まで番号が付けられます。

「secnumdepth」コマンドを使えば、番号を付ける深さを自由に指定することができます。指定した深さレベルまで番号が付けられ、それ以上には番号が付けられません。

コマンド
secnumdepth{深さレベル}深さレベルを数値(-1〜5)で指定します。

使用例

それでは実際に番号付けの深さレベルを指定してみましょう。

\(\LaTeX\) のサンプル

\documentclass[a5j]{jarticle}
\setcounter{secnumdepth}{4}
\begin{document}

\part{部の名前}
\section{節の名前}
\subsection{小節の名前}
\subsubsection{小小節の名前}
\paragraph{段落の名前}
\subparagraph{小段落の名前}

\end{document}

出力

secnumdepth-01

この使用例では深さレベル「4」まで番号を付けるように指定しています。

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