数式モードの表 - array
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ここでは \(\LaTeX\) の数式モードで表を出力する方法を紹介します。
表(array)
array環境を使って、数式モードで表を出力するコマンドは次の通りです。
コマンド | 出力 |
---|---|
\begin{array}{lcr} a+b & c & d+e \\ A & B & C \end{array} | \[ \begin{array}{lcr} a+b & c & d+e \\ A & B & C \end{array} \] |
- 「列数」は「{lcr}」のところで指定します。2列なら「{ll}」、3列なら「{lll}」など。
- 「lcr」は横の位置パラメータで、r(右)・l(左)・c(中)の3つがあります。出力をみながら、使い分けましょう。
- 列の間には「&」を入れます。
- 行末には改行「\\」を指定します。
使用例
それでは表を出力してみましょう。
\(\LaTeX\) のサンプル
\begin{array}{lllll} 0 & 1 & 2 & 3 & 4 \\ 5 & 6 & 7 & 8 & 9 \end{array}
出力
\[
\begin{array}{lllll}
0 & 1 & 2 & 3 & 4 \\
5 & 6 & 7 & 8 & 9
\end{array}
\]
表(array) - 罫線あり
行間と列間に罫線のある表を出力するコマンドは次の通りです。
コマンド | 出力 |
---|---|
\begin{array}{lc|r} a+b & c & d+e \\ A & B & C \\ \hline 1 & 2 & 3 \end{array} | \[ \begin{array}{lc|r} a+b & c & d+e \\ A & B & C \\ \hline 1 & 2 & 3 \end{array} \] |
- 「列数」の指定のところ「{lcr}」で、パイプ「|」を挿入すると列間に罫線を引くことができます。
- 改行「\\」の後ろに「\hline」コマンドを指定すると、その行の下に罫線を引くことができます。
使用例
それでは罫線ありの表を出力してみましょう。
\(\LaTeX\) のサンプル
\begin{array}{|c|c|c|c|c|} \hline 0 & 1 & 2 & 3 & 4 \\ \hline 5 & 6 & 7 & 8 & 9 \\ \hline \end{array}
出力
\[
\begin{array}{|c|c|c|c|c|} \hline
0 & 1 & 2 & 3 & 4 \\ \hline
5 & 6 & 7 & 8 & 9 \\ \hline
\end{array}
\]
このように行間と列間に罫線のある表を出力することができます。