参考文献リストの作成 - thebibliography, bibitem
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ここでは \(\LaTeX\) で参考文献リストの作成と作成した参考文献を出力する方法を紹介します。
参考文献リストの作成 - thebibliography, bibitem
参考文献リストは、thebibliography環境内で、bibitemコマンドを使って、次のように作成します。
\begin{thebibliography}{番号部分の幅} \bibitem[番号]{参照キー} 文献 \bibitem[番号]{参照キー} 文献 \bibitem{参照キー} 文献 ... \end{thebibliography}
[番号]は省略可能です。省略した場合は[1][2]といった連番の通し番号が割り振られます。使用する状況によって異なりますが、番号は省略する場合が多いですね。
使用例
それでは実際に参考文献を作成してみましょう。
\(\LaTeX\) のサンプル
\documentclass[a5j]{jarticle} % 本文 \begin{document} 本文だよぉー。 % 参考文献リスト \begin{thebibliography}{9} \bibitem{taro} らてふ太郎, 『LaTeX入門』 https://medemanabu.net/latex/ \bibitem{non} よみ人しらず, 『こんにちは、LaTeX』 \bibitem[456]{osamu}太宰治, 『斜陽』 \bibitem[松尾]{basho} 松尾芭蕉, 『奥の細道』 \end{thebibliography} 本文だよぉー。 \end{document}
出力
このように thebibliography環境を挿入した場所に「参考文献」が出力されます。
参考文献の[番号]を指定していない場合は[1][2]...と通し番号が、指定した場合はその番号が表示されます。