ドット - 3点リーダー

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ここでは \(\LaTeX\) の数式で利用するドットと3点リーダーの記号を紹介します。

ドット

コマンド出力
\cdot\(\cdot\)ドット
\cdots\(\cdots\)横並びの3点リーダー(真ん中)
\vdots\(\vdots\)縦の3点リーダー
\ddots\(\ddots\)斜めの3点リーダー
\ldots\(\ldots\)横の3点リーダー(下部)

※ 「\cdots」は真ん中横並びの3点リーダー「\(\cdots\)」、「\ldots」は下部横並びの3点リーダー「\(\ldots\)」です。

使用例 - ドット

ドットは掛け算の記号として利用されます。

\(\LaTeX\) のサンプル

f(x) = 1 \cdot x + 2 \cdot x^2 + 3 \cdot x^3 + 4 \cdot x^4

出力

$$ f(x) = 1 \cdot x + 2 \cdot x^2 + 3 \cdot x^3 + 4 \cdot x^4 $$

使用例 - 3点リーダー

3点リーダーは大きな行列の省略などで利用しますね。

\(\LaTeX\) のサンプル

\left(
\begin{array}{ccccc}
a_{11} & \cdots & a_{1i} & \cdots & a_{1n}\\
\vdots & \ddots &        &        & \vdots \\
a_{i1} &        & a_{ii} &        & a_{in} \\
\vdots &        &        & \ddots & \vdots \\
a_{n1} & \cdots & a_{ni} & \cdots & a_{nn}
\end{array}
\right)

出力

\[ \left( \begin{array}{ccccc} a_{11} & \cdots & a_{1i} & \cdots & a_{1n}\\ \vdots & \ddots & & & \vdots \\ a_{i1} & & a_{ii} & & a_{in} \\ \vdots & & & \ddots & \vdots \\ a_{n1} & \cdots & a_{ni} & \cdots & a_{nn} \end{array} \right) \]

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