LaTeX文章の基本構造
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ここでは LaTeX 文書の基本構造をみていきます。
LaTeX 文書
LaTeX 文章の基本構造は次のようになります。
\documentclass[オプション]{文書クラス} プリアンブル \begin{document} LaTeX 本文 \end{document}
それではひとつずつ分解してみていきましょう。
documentclass[オプション]{文書クラス}
まずは documentclass で指定する「文書クラス」「オプション」をみていきます。
文書クラス
文書クラスとは、「論文」「本」「報告書」といった文章の種類(フォーマット)のことです。また「欧文」「和文」など言語も合わせてしています。
たとえば、和文の報告書の場合は次のように指定します。
\documentclass{jarticle}
オプション
オプション(文書クラスのオプション)とは、文書クラスでは指定できない「文字サイズ」「用紙サイズ」「段組」……といった追加の設定のことです。
たとえば、用紙サイズ B5 の英文の本の場合は次のように指定します。
\documentclass[b5paper]{book}
プリアンブル
プリアンブルとは \documentclass{…} と \begin{document} の間の部分のことで、文章内で使用するパッケージ読み込みなどはここで行われます。
C言語の #include を指定する操作と似ているかもしれません!?
次は「LaTeX本文」の決まりや注意事項を確認しましょう。