文字に色をつける - color, textcolor
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ここでは \(\LaTeX\) の文字に色をつける方法を紹介します。
文字に色をつけるには、colorコマンド、あるいは textcolorコマンドを使います。
文字に色をつける(color)
colorコマンドの使い方をみていきます。このコマンドを使う場合は colorパッケージの読み込みが必要です。プリアンブルで読み込みましょう。
\usepackage{color}
colorコマンドで文字の色を指定すると、それ以降の文字が指定した色になります。
\color{文字の色}
指定できる文字の色は「red」「blue」「green」「yellow」「magenta」「white」「black」の7色です。
文字の色はこんな感じです。「whiteの文字」は背景と同じなのでよくみえないですね。
使用例
それでは実際に colorコマンドを使って文字に色づけしてみましょう。
\(\LaTeX\) のサンプル
\documentclass[a5j]{jarticle} % パッケージの読み込み \usepackage{color} % 本文 \begin{document} 文字に\color{red}色\color{black}をつけるにはcolorコマンドを使います。数式にも色づけ$\color{blue}x=y$\color{black}することができます。 \end{document}
出力
このように colorコマンドを使って色を指定すると、それ以降の文字が指定した色に変わります。
文字に色をつける(textcolor)
次は textcolorコマンドの使い方をみていきます。このコマンドも colorパッケージの読み込みが必要です。
\usepackage{color}
textcolorコマンドでは、「文字の色」とその色にする「文字」を指定します。
\textcolor{文字の色}{文字}
指定できる文字の色は「red」「blue」「green」「yellow」「magenta」「white」「black」の7色です。
使用例
それでは実際に textcolorコマンドを使って文字に色づけしてみましょう。
\(\LaTeX\) のサンプル
\documentclass[a5j]{jarticle} % パッケージの読み込み \usepackage{color} % 本文 \begin{document} 文字に\textcolor{red}{色}をつけるにはtextcolorコマンドを使います。数式にも色づけ$\textcolor{blue}{x=y}$することができます。 \end{document}
出力
このように textcolorコマンドでは「文字の色」と「色づけする文字」を指定します。その他の文字はデフォルトの黒字になります。