参考文献リストの参照 - cite
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ここでは \(\LaTeX\) で、作成した参考文献リストを文中で参照する方法を紹介します。
参考文献リストの参照 - cite
作成した参考文献を参照する場合は、citeコマンドを使います。
コマンド | |
---|---|
\cite{参照キー} | 参考文献の参照キーを指定します。 |
\cite[コメント]{参照キー} | 参考文献の補足として「コメント」を指定することができます。コメントは省略可能です。 |
\cite{参照キー,参照キー,参照キー} | 複数の参考文献を参照する場合は「,」カンマ区切りで参考キーを並べます。 |
使用例
それでは実際に作成した参考文献を参照してみましょう。
\(\LaTeX\) のサンプル
\documentclass[a5j]{jarticle} % 本文 \begin{document} LaTeX の読み方は「ラテック」「ラテフ」「レイテック」「レイテックス」といろいろあります\cite{taro}が、管理人は「ラテフ」という読み方を採用しています\cite{taro,non}。 学生時代に友人・知人も同じように「ラテフ」と読んでいたので、「ラテフ」が多数派だと思っています。 % 参考文献リスト \begin{thebibliography}{9} \bibitem{taro} らてふ太郎, 『LaTeX入門』 https://medemanabu.net/latex/ \bibitem{non} よみ人しらず, 『こんにちは、LaTeX』 \bibitem[456]{osamu}太宰治, 『斜陽』 \bibitem[松尾]{basho} 松尾芭蕉, 『奥の細道』 \end{thebibliography} 学生時代は読書にはまっていて、\cite[まだ読んでないけど]{osamu} や \cite{basho} に興味を持っていました。 \end{document}
出力
このように LaTeX の文中で citeコマンドを使って、参考文献を参照すると[番号]が表示されます。番号を指定していない場合は連番、指定した場合はその番号が表示されます。