外部文書ファイルの読み込み - input, include
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ここでは \(\LaTeX\) の外部文章ファイルを読み込む方法を紹介します。
外部文書ファイルの読み込み - input
外部のLaTeX文章ファイルを読み込む場合は、inputコマンドコマンドを使います。
例えば、ファイル「doc.tex」を読み込む場合は次のように記述します。
\input{doc.tex}
拡張子「.tex」は省略しても読み込むことができます。
\input{doc}
複数のファイルを読み込むこともできます。
\input{doc1.tex} \input{doc2.tex} \input{doc3.tex}
外部文書ファイルの読み込み - include
includeコマンドでも inputコマンドと同じように外部文書ファイルを読み込むことができます。
includeコマンドは inputコマンドと異なり、コマンドの前後が「改ページ」されます。
\include{doc.tex}
\include{doc1.tex} \include{doc2.tex} \include{doc3.tex}
使用例
それでは実際に次の3つの外部文書ファイルの読み込んでみましょう。
外部文書ファイル(doc1.tex)
2次方程式 $ax+bx+c=0$
外部文書ファイル(doc2.tex)
の解の公式は
外部文書ファイル(doc3.tex)
$$ x = \frac{-b \pm \sqrt{b^2-4ac}}{2a} $$
\(\LaTeX\) のサンプル
\documentclass[a5j]{jsarticle} % 本文 \begin{document} \input{doc1} \input{doc2} \input{doc3} \end{document}
出力
このように読み込んだ外部文書ファイルが結合されて、表示されます。